“くみて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汲手50.0%
組手50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ新しいけれど粗末な家であった。家の傍には、幹ばかりの青桐あおぎりが二本たっている。若葉が、びらびらと湿っぽい風に揺れている。井戸がその下にあって、汲手くみてもなく淋しい。やはり雨が降っている。
抜髪 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「石田十太郎殿の組手くみてが乗ります」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)