“デモン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:でもん
語句割合
悪魔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ピリオドを打ち得ず、小さいコンマの連続だけである。永遠においでおいでの、あの悪魔デモンに、私はそろそろ食われかけていた。蟷螂とうろうおのである。
彼女は天使エンジェルか、悪魔デモンかでありました。おそらく両方であったろうと思います。たしかに彼女は普通の女から——すなわちイヴの腹から生まれたのではありませんでした。
けれども、なかなか骨が折れた。書いては破った。私は、ぶざまにもあの悪魔デモンに、骨の髄まで食い尽されていた。
溜息ためいきついて、また次の一作にとりかかる。ピリオドを打ち得ず、小さいコンマの連続だけである。永遠においでおいでの、あの悪魔デモンに、私はそろそろ食われかけていた。蟷螂とうろうおのである。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)