“シェール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
chère50.0%
泥板岩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ma chèreシェール(愛する友)、フィデリ樣、ずゐぶん御無沙汰したけれど許して頂戴ね。あたしこの頃すつかり有頂天になつてたのよ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
まあ、そのへつぽこ役人といつたらさ ma chèreシェール(いとしいかた)、そりやあひど醜男ぶをとこなの! まるでかめのこが袋をかぶつたみたい……。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
ほんたうに大違ひなの! ねえ、ma chèreシェール(いとしいかた)、あたしチェプロフ樣の何處がそんなに好いのか、さつぱり譯がわからないわ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
あらい泥板岩シェールの上を用心ぶかく進んでゆく私の馬のそばで、キッティが笑ったり、おしゃべりをしたりしている折りから——ちょうど平原のうちに
人力車は泥板岩シェールの崖の上に差し出ている一本の小松の下にぴたりと止まった。われを忘れて私もまた馬を止めたので、ヘザーレッグはにわかに呶鳴どなった。