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インドそけい
ふりがな文庫
“インドそけい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
印度素馨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
印度素馨
(逆引き)
墓の石畳の上にも点々と桃色の花が落ちていた。何処からか強い甘い匂の漂って来るのは、多分この裏にでも
印度素馨
(
インドそけい
)
が植わっているのだろう。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
石造のチャモロの家の前に
印度素馨
(
インドそけい
)
が白々と香り、その蔭に、ゆったりと牛が一匹
臥
(
ね
)
ている。牛の傍にいやに大きな犬が寝ているなと思って、よくよく見たら山羊であった。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
北西離島のものは、皆、
仏桑華
(
ぶっそうげ
)
や
印度素馨
(
インドそけい
)
の花輪を頭に付け、額と頬に朱黄色の
顔料
(
タイク
)
を塗り、手頸足頸腕などに
椰子
(
ヤシ
)
の若芽を
捲
(
ま
)
き付け、同じく椰子の若芽で作った
腰簑
(
こしみの
)
を揺すぶりながら踊るのである。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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