“インクライン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
溝渠50.0%
荷物運搬50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳沼やなぎぬまっていって……回り一里半ばかりの、小さな湖なんですけれど、水門を作ってそこから開墾地まで、溝渠インクラインこしらえてありますのよ。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
「覚えていらっしゃる? こないだ溝渠インクラインを見にいらした時に、……わたし、ほら! 六蔵を探しにいったことがあったでしょう?」
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
なるほど万里の長城のごとくに蜿蜒えんえんとして、見事な混凝土コンクリート溝渠インクラインが走っている。彼方かなたの丘に見え隠れして、時々車窓近くに並行してくる。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
娯楽にしない時は、荷物運搬インクライン用にもなるようにって! とても面白いんですのよ、明日の朝、いって御覧になりません?
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)