トップ
>
わらぞうり
ふりがな文庫
“わらぞうり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
藁草履
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藁草履
(逆引き)
しかし今の彼のさびしい腰のまわりには楊条もなかった。
小
(
ちい
)
さ
刀
(
がたな
)
も見えなかった。彼は素足に薄いきたない
藁草履
(
わらぞうり
)
をはいていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
勇美子には
再従兄
(
またいとこ
)
に当る、紳士島野氏の
道伴
(
みちづれ
)
で、護謨靴と歩を揃えながら、何たる事!
藁草履
(
わらぞうり
)
の擦切れたので、
埃
(
ほこり
)
をはたはた。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
外の月あかりで、おのぶの上に馬乗りになっている、こび権を見ると彼は
藁草履
(
わらぞうり
)
をはいたまま縁側にとびあがり、必死になっておどりかかった。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
わらぞうり(藁草履)の例文をもっと
(62作品)
見る
検索の候補
わらざうり