“わなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輪索66.7%
輪繩16.7%
輪縄16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持ちあわせた氷用のたがねでその真上にもう一つ穴を掘り、小刀で近所に見あたったいちばん長い樺の木を切りたおし、また、引き輪索わなわをつくってそのはじに取付け
私は輪繩わなわをその頸に投げかけて、そのはしを馬につなぎ、一むちあてると、馬はうちの方へけ出した。
わたしたちは家に帰ってから、ロボに頸輪くびわをかけ、じょうぶな鉄鎖てつぐさりでつなぎ、手足を自由にし、輪繩わなわはずして家の前のくいへ結びつけた。そこで始めて安心して私はロボのからだを細かにしらべた。
といって、源次の首の輪縄わなわをはずし、その縄尻をショッいて
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)