“ろけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盧家50.0%
魯家50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、真夜中の頃、盧家ろけのおもて門と裏門から二、三百人の捕手がとつぜん土足でなだれ込んだ。事すでにただ事でない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よいのくちになると、大番頭の李固りこ以下、盧家ろけの雇人四十幾人、二列になって、大旦那の前に出て生唾なまつば呑んだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてこれが盧家ろけの小僕、浪子ろうし燕青と聞いて、さらに驚きを新たにしたが、しかし盧の再度の大難が、ここでわかったのは、まだまだ、天の加護として、よろこんだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なアに宿の亭主が何とかそうと、そんな心配は一切するな。わが輩がまた明朝、宿屋の魯家ろけのぞいてやるからな
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「東門内の魯家ろけという安旅籠やすはたごでございますが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)