“りんけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
林家100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林家りんけの党類はなはだ多くして、いずれも論説には富む者なれば、政府の中にたちまち林家の一政党をなし、しこうしてその党類の力、よく全国を圧倒するには足らずして、かえって反対の敵を生じ
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
林述斎は林家りんけ八世の祭酒である。平生その身厳職にあるがため山水風月の間に放浪自適する暇がないので、都下に幾個所も別荘を築いて林泉に心を慰めたという。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
大名の子一人、林家りんけの塾へやっても、巻絹の一台ぐらいは、束脩そくしゅうに持たせてやる。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)