“束脩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そくしゅう87.5%
そくしう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平田家では、彼の名を誓詞帳(平田門人の台帳)に書き入れ、先師没後の門人となったと心得よと言って、束脩そくしゅうも篤胤大人うしの霊前に供えた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
或日周禎は嗣子周策を連れて渋江氏をい、束脩そくしゅうを納めて周策を保の門人とせんことを請うた。周策はすでに二十九歳、保はわずかに十七歳である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
壽阿彌は天民の話と可庵の話とを書いて、さて束脩そくしうの高くなつたことを言つてゐる。其文はかうである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
束脩そくしうと云ふのでせう。」
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)