“やどる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宿50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白雪いたゞきを覆ふ。轎夫けうふいふ。御嶽山上に塩ありと。所謂いはゆる崖塩なるべし。一里半藪原駅。二里宮越駅。若松屋善兵衛の家に宿やどる。此日暑甚し。三更のとき雨降。眠中しらず。行程九里きよ
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「廿六日。晴。昼八時津軽領青森湊着船。総御人数上陸。中村屋三郎宅へ宿やどる。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
元来、飾磨郡置塩村の旧い家の出で、お父さんは名倉やどるといって御影師範に学び、私の長兄とは同窓の友人であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)