“もんじょうはかせ”の漢字の書き方と例文
語句割合
文章博士100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士たちは律の詩、源氏その他の人は絶句を作るのであった。おもしろい題を文章博士もんじょうはかせが選んだ。短夜のころであったから、夜がすっかり明けてから詩は講ぜられた。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
君んとこの家は代々大学寮の重職にある文章博士もんじょうはかせだ。僕の云いたいことは分ってくれると思う。……君だってやがてはお父さんの後を継いで文章博士になる身だ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「——では勧学院の文章博士もんじょうはかせであり、また進士蔵人しんしくろうどの職にあった海野道広みちひろどのは、あなたでしたか」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)