“ものや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
物屋80.0%
物遣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はさらに同物屋ものや茜染あかねぞめもしてもらったが、茜染あかねぞめの色は赤味がかったオレンジ色であるから、あまり引き立たないが、なんとなく上品である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
あしつかれてあるけないのを、親方おやかたいてくれて、一けん物屋ものやはいりました。そこでにわとりにくのごはんべた。そのうまかったのが、いまだにわすれられないのでした。
春風の吹く町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、また、物遣ものやり癖を出した。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)