“めんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面倒98.5%
免倒1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを火から卸して一晩おいて明日から食べ始めると寒い時なら四、五日はちますから煮る時面倒めんどうでも毎日の副食物おかずになります。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
顔を洗って、朝食あさめしをやっていると、台所で下女が泥棒の足痕あしあとを見つけたとか、見つけないとか騒いでいる。面倒めんどうだから書斎へ引き取った。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「えッ、免倒めんどう臭い、七万両皆んなやっちまえ、こいつは少し高い木戸銭だが——」
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)