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めしゅうどごし
ふりがな文庫
“めしゅうどごし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
囚人輿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
囚人輿
(逆引き)
「思えば、わが妻ほど、あわれなるはあるまい。つい先頃、長の旅から帰ったばかりを、また先知れぬ
囚人輿
(
めしゅうどごし
)
の良人を見送らねばならぬ」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卯
(
う
)
ノ
下刻
(
げこく
)
(午前七時)に六波羅を出た二つの
囚人輿
(
めしゅうどごし
)
は、まだ晩秋の木々や町屋の屋根の露も
干
(
ひ
)
ぬうち、はや
蹴上
(
けあげ
)
近くにさしかかっていた。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つい一年前には、
囚人輿
(
めしゅうどごし
)
で隠岐ノ島へ送られた道を、この還幸となったこと。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明くれば
囚人輿
(
めしゅうどごし
)
での鎌倉下り。——惜しむ夜はもう更けかけていた。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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