“むねあ”の漢字の書き方と例文
語句割合
棟上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三羽のとんびしきりいて舞っている空高く、何処どこからともなく勇ましい棟上むねあげの木遣きやりの声が聞えて来るのであった。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「当り前じゃアありませんか。きょう棟上むねあげをしたばかりですもの。そんなにすぐ屋台骨がぐらついて耐るもんですか」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
その天棚てんだな以前もと立派りつぱはしら丁度ちやうどちひさないへ棟上むねあげでもしたやうなかたちまれたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)