“みとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三頭55.6%
未踏22.2%
味到11.1%
見透11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途中栗坂峠の附近で野営し、翌日三頭みとう山の登りにかかった頃から雨に降られて、鶴川の畔の原村に下った。杉木立に囲まれて鎮守の社がある。
秩父のおもいで (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「我に、前人未踏みとうの剣の極理を授けたまえ」
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
失明の後に始めて味到みとうしたいつもお師匠様は斯道しどうの天才であられると口では云っていたもののようやくその真価が分り自分の技倆ぎりょう未熟みじゅくさに比べて余りにも懸隔けんかくがあり過ぎるのに驚き今までそれを
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
案内をふ迄もなく、破れた障子から中は見透みとうし、大病人らしい父親を看護して居た若い娘が、客の姿を見ると、いそ/\と起つて格子を開けてくれました。