“ままおや”の漢字の書き方と例文
語句割合
継母100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、まだ二人ともなにも言わなかった時、つれと目配せをしながら、赤ら顔の継母ままおやあらためて、男の前にわざとらしく小腰、——と云っても大きい——をかがめた。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
時に、継母ままおやの取った手段は、極めて平凡な、しかも最上もっとも常識的なものであった。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)