“まうしいで”の漢字の書き方と例文
語句割合
申出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし其表面の理由が、私の信仰が間違つて居るから教会に置くことならぬと云ふのならば、老女おばさん、私は残念ながら苦情を申出まうしいでる力が無いのです
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
落ち着けて聴いて下さいませ! わたし、あの、大変お気の毒ではございますけれども、よく/\考へて見ましたところ、貴君あなたのお申出まうしいでに応ずることが出来ないのでございます。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)