“ぼらはちだいじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
鰡八大尽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鰡八大尽ぼらはちだいじんの妾宅が出来てからというものは、その名物の株を奪われそうになったのであります。
ことにこのごろは鰡八大尽ぼらはちだいじんと楯を突き合っている時でもあるし、よしこれは道庵が書かないにしても、道庵に知合いのもの、道庵のもとへ出入りする者の仕業しわざではないかと
先生は相変らずだが、その子分たちが枕を高くして寝られないことがたった一つあります。それはほかでもない、洋行に出かけた鰡八大尽ぼらはちだいじんがいつ帰って来ないものともわかりません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)