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ぼだいしん
ふりがな文庫
“ぼだいしん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
菩提心
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菩提心
(逆引き)
疾翔大力と申しあげるは、
施身大菩薩
(
せしんだいぼさつ
)
のことぢゃ。もと鳥の中から
菩提心
(
ぼだいしん
)
を発して、
発願
(
ほつぐわん
)
した大力の菩薩ぢゃ。疾翔とは早く飛ぶといふことぢゃ。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
何も考えずに暖かく成長した若い女(男でも同じである)の起す
菩提心
(
ぼだいしん
)
や宗教心は、皆此暗い影の奥から射して来るのだと余は固く信じて居るからである。
『土』に就て:長塚節著『土』序
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
血みどろな合掌と、銀五郎が最期の声を新たに思いうかべる時——またかかる夜かれの
菩提心
(
ぼだいしん
)
は、知らず知らずにも
一節切
(
ひとよぎり
)
の一曲をその霊に
手
(
た
)
むけさせる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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