“ほくせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
北西60.0%
北征20.0%
北星20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち、きゅうにあたりがざわざわとしてきました。おどろいてけてまわしますと、いままで、さえていたつきおもてには、くもがかかって北西ほくせいほうから、さむかぜいてくるのでした。
春になる前夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがて現はれたるものを見れば文学雑誌はその名を『文芸界』と称し佐々醒雪さっさせいせつを主筆に平尾ひらお不孤ふこ草村くさむら北星ほくせい斎藤さいとう弔花ちょうかの諸子を編輯員とし巻首にはたしか広津柳浪ひろつりゅうろう泉鏡花いずみきょうからの新作を掲げたり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)