“ぶじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無状50.0%
武城25.0%
蕪城25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に「農家義人伝」は「伝吉、一郷いっきょう悪少あくしょうと共にしばしば横逆おうげきを行えりと云う。妄誕もうたん弁ずるに足らざる也。伝吉は父讐ふしゅうを復せんとするの孝子、あに這般しゃはん無状ぶじょうあらんや」と「木の葉」の記事を否定している。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
先師が武城ぶじょうに行かれた時、町の家々から弦歌の声がきこえていた。先師はにこにこしながらいわれた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
子游しゆう武城ぶじょうの代官をつとめていたが、ある時、先師が彼にたずねられた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
三月二十八日 紅花こうか皐雨こうう蕪城ぶじょう来る。小諸山廬。
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)