“ふんよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坌湧66.7%
汾陽16.7%
羵羊16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露伴の初めて世間に発表した作は『都之花』の「露団々つゆだんだん」であって、奇思坌湧ふんようする意表外の脚色が世間を驚かしたが、雄大なる詩想の群をぬきんずるを認められたのは『風流仏』であった。
汾陽ふんようはわずかに六、七人、薬山やくさん十衆じっしゅたなかった。しかし彼らは皆仏祖のどうを行じたゆえに、叢林盛んであると言った。見よ、竹の声に道を悟り、桃の花に心を明らむるものがある。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
水の怪は龍罔象、土の怪は羵羊ふんようというからきっと羊で狗であるまいとこたえたから桓子感服したとある。