“ひしがら”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒシガラ
語句割合
菱殻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中の、菱殻ひしがら焼粉やきこの黄色い灰の上では、桜の枝と鹿の肩骨とが積み上げられて燃え上った。咒禁師はそのめた煙の中で、片手に玉串たまぐしを上げ、片手に抜き放ったつるぎを持って舞を舞った。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)