“はんぱ”の漢字の書き方と例文
語句割合
半端100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村の女たちも、彼に使い走りに行ってもらったり、彼ほど親切ではない亭主たちがしてくれない半端はんぱな用事をいつも彼にたのんだりするのだった。
加茂河原かもがわらあたりで朝食をとるべきなのに、北野まで我慢して来たので、時刻がそういう半端はんぱになってしまったのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「どうも半端はんぱな庭園じゃな。それにしても、王老師は、どうしていられるのか。おいおいボーイ君、王老師はまだこの大使館へ出勤せられないのか」