“はんじろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半次郎50.0%
繁二郎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半次郎はんじろうが雨のの怪談に始めておいとの手を取ったのもやはりかかる家の一間ひとまであったろう。長吉は何ともいえぬ恍惚こうこつと悲哀とを感じた。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
坂本繁二郎はんじろう氏のセガンチニを草体で行ったような牛の絵でも今見てもちっとも見劣りがしない。安井氏のを見ると同氏帰朝後三越かどこかであった個人展の記憶がよみがえって来て実に愉快である。
二科展院展急行瞥見 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)