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はつけんでん
ふりがな文庫
“はつけんでん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
八犬伝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八犬伝
(逆引き)
「どう致しまして、一向結構ぢやございません。結構と云や、先生、
八犬伝
(
はつけんでん
)
は
愈
(
いよいよ
)
出でて、
愈
(
いよいよ
)
奇なり、結構なお出来でございますな。」
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
是
(
これ
)
は
山田
(
やまだ
)
が
前年
(
ぜんねん
)
既
(
すで
)
に一二の
新躰詩集
(
しんたいししう
)
を
公
(
おほやけ
)
にして、
同会社
(
どうくわいしや
)
を
識
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る
縁
(
えん
)
から
此
(
こゝ
)
へ
持込
(
もちこ
)
んだので、
此
(
この
)
社は
曩
(
さき
)
に
稗史出版会社
(
はいししゆつぱんくわいしや
)
予約
(
よやく
)
の
八犬伝
(
はつけんでん
)
を
印刷
(
いんさつ
)
した事が
有
(
ある
)
のです
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
小説的かも知れんけれど、
八犬伝
(
はつけんでん
)
の
浜路
(
はまじ
)
だ、
信乃
(
しの
)
が
明朝
(
あした
)
は立つて了ふと云ふので、親の目を忍んで
夜更
(
よふけ
)
に
逢
(
あ
)
ひに来る、あの
情合
(
じやうあひ
)
でなければならない。いや、妙だ! 自分の身の上も信乃に似てゐる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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