“はいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
背進40.0%
拝診20.0%
肺心20.0%
背信20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西へさして、背進はいしんを開始したのである。これが、夜明けの日の出ごろ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「とくと、拝診はいしん申し上げましてござります」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「長安は魏の肺心はいしんくらいする要地。わが遠征の長日にわたるべきを察して、孔明がさとくも虚を衝かんとするきざしたりやひっせりである。それは一刻も捨ておかれまい」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
初めて会った他人から、夫の背信はいしんを教えられて、妻は可なり心を傷けられながら赤面して黙ったに違いない。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)