“のりま”の漢字の書き方と例文
語句割合
海苔巻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は大きな飯のかたまりを無理に男の口に押し込み、そのぶざまにほおばった口つきを見てあはあはと高く笑いながら、もう一片の海苔巻のりまきをつまんでその男の手のひらの上へポイと投げた。
海苔巻のりまきもあるぞ。早くここへ来て御馳走になれ。おまえは鮓は嫌いか。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)