“のびちぢみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伸縮85.7%
屈伸14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも護謨紐ゴムひものように弾力性のある二人の間柄には、時により日によって多少の伸縮のびちぢみがあった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
如何いかにもれは仕様のない奴等やつらだ、誰も彼も小さくなるなら小さくなり、横風おうふうならば横風でし、うも先方の人を見て自分の身を伸縮のびちぢみするような事では仕様しようがない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
弓のように体を曲げ、星を一掴み掴むかのように、空に向かって腕をのばし、指を苦しそうに屈伸のびちぢみさせたが、咽喉から血を吹き出して、ドッと仆れて動かなくなった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)