“ねんばり”の漢字の書き方と例文
語句割合
粘々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくつと、重さに半ば枕にうずんで、がっくりとした我が頭髪かみのけが、そのしぶき……ともつかぬ水分を受けるにや、じとりと濡れて、粘々ねんばりとするように思われた。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)