“にんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人夫83.3%
妊婦16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのあとについて、八、九人の足軽あしがると十数名の人夫にんぷたちが、おのや、まさかりや、木槌きづちなどをかついで、なにかザワザワと話しながら歩いてゆく。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて或る日、巳之助がランプのしんを仕入れに大野の町へやって来ると、五、六人の人夫にんぷが道のはたに穴を堀り、太い長い柱を立てているのを見た。
おじいさんのランプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ことに鬼婆が妊婦にんぷをさいてそのはらの子を食う人形ぶりに至っては真にせまれるものあり、人形のこととてはら子をほんとうに食べてしまうわけにはゆかぬところから説明者が口ぞえして
新古細句銀座通 (新字新仮名) / 岸田劉生(著)
妊婦にんぷ食物しょくもつ 春 第四十六 病気全快
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)