“なががみしも”の漢字の書き方と例文
語句割合
長上下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏帽子えぼし直垂ひたたれ着けたるもの、太郎冠者たろうかじゃあり、大名あり、長上下なががみしもを着たるもの、髪結いたるあり、垂れたるあり、十八九をかしらにて七歳ななつばかりのしのぶまで、七八人ぞたちならべる。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
長上下なががみしもは、脇座にとぼんとして、ただ首の横ざまに傾きまさるのみである。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)