“どようぼし”の漢字の書き方と例文
語句割合
土用干100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臆病者も頗英雄になった気もちだ。夏の快味は裸の快味だ。裸の快味は懺悔ざんげの快味だ。さらけ出したからだ土用干どようぼし霊魂れいこん煤掃すすはき、あとの清々すがすがしさは何とも云えぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
友「それは何より結構、へえ御新造様、おや今日こんにちはお土用干どようぼしでござりますか、これは皆旦那様のお品々、思い出すも涙の種、御新造様世の中には神も仏もないのでございましょうか…これも旦那様のお品でございますな」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
よろい著てつかれためさん土用干どようぼし 去来
俳句上の京と江戸 (新字新仮名) / 正岡子規(著)