“どうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同胞93.3%
同朋6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このおそろしい病は世界のいずこの国にも流行してときには一ヵ年に何百万という同胞どうほうを失った国もありました。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
世に所謂いわゆる大義名分たいぎめいぶんより論ずるときは、日本国人はすべて帝室ていしつの臣民にして、その同胞どうほう臣民の間に敵も味方もあるべからずといえども、事の実際は決してしからず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
驚異すべき調査の主題モチーフと、その蔭にひそむ人智に絶した秘境の実相が、さる同朋どうほうの口から曝露されたのである。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)