“とヾろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところでね、蚊帳かやの中には寝床が三つよりない、ひかるしげると、それから女の子が一人より居ません。亡霊の胸はとヾろきます。どうしても三つよりない。しかも一つの寝床には確かに一人づヽより寝て居ません。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)