“とりなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捕縄80.0%
捕繩12.0%
三尋半4.0%
取繩4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは十手じって捕縄とりなわ功徳くどくでした。どんな物騒な野郎も、お上の御用を勤めているとわかってる八五郎を誘う気遣いはありません。
ひらりと横ッ飛びに逃げ退いた釘勘は、所詮しょせん、手元に近づき難いものと見て、十手を口に預けるが早いか、前の捕繩とりなわを輪に手繰たぐって、その分銅の先を、鶺鴒せきれいの尾のように微かに振りながら
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「顫えるこたあねえや。なあ、松。」藤吉は柔かに、「お前、手先の分際で三尋半とりなわを持ってるってえ噂だが、ほんとか。」
見ればいつのまにか、かれと日本左衛門の腕首の間には、タランと一本の取繩とりなわがつながれていて、釘勘は右の片腕を糸巻にしながら徐々じょじょとそのたるみを張りつめて行く気構え。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)