“でかはり”の漢字の書き方と例文
語句割合
出代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎角とかくするうちに三月になつて、美吉屋みよしやにも奉公人の出代でかはりがあつた。その時女中の一人が平野郷ひらのがう宿元やどもとに帰つてこんな話をした。美吉屋では不思議に米が多くいる。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
出代でかはりや春さめ/″\と古葛籠ふるつづら
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)