“てんちゅうぐみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
天誅組100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうとう、新しい時代の来るのを待ち切れないような第一の烽火のろしが大和地方に揚がった。これは千余人から成る天誅組てんちゅうぐみ一揆いっきという形であらわれて来た。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
てんかわというところでの大敗、藤本鉄石ふじもとてっせきの戦死、それにつづいて天誅組てんちゅうぐみの残党が四方への離散となった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「あなたがなんですか、大和の十津川のあの天誅組てんちゅうぐみの騒動へ加入なすったのですか」
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)