“てなれえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
手習100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傳「わっち左様そう言いましたよ、柳田典藏さんと云う手習てなれえの師匠で、易をたっうとすっかりならべ立ったので」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また是から段々ふやそうという売卜うらない手習てなれえの師匠に医者の三点張と云う此のくらい結構な事は有りませんが、彼処あすこへおりなすっては何うで、弟御おとゝごぐるみ引取ると云うので
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
の方は元お使番つかいばんを勤めた櫻井監物の家来で、柳田典藏と仰しゃる大した者、今は桑名川村へ来て手習てなれえの師匠で医者をしてそれで売卜うらないをする三点張さんてんばりで、立派なうちに這入って居て
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしの方へ布告が廻った事もありやんすが、読めねえだ、手習てなれえした事がねえから何だか分らねえから印形いて段々廻すだ、時々聞きに来いなんど云うが、郡役所だって一里半もあるので
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)