“てかご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手籠84.6%
手籃7.7%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農婦はその足もとに大きな手籠てかごを置き家禽かきんを地上に並べている。家禽は両あしを縛られたまま、赤い鶏冠とさかをかしげて目をぎョろぎョろさしている。
糸くず (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
手籃てかごに入れたる栗と盆なる茶器とを枕頭まくらもとに置きて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
下人げにん三四にん炙串うをぐしまきてかごなどをたづさへて出る。