“つづみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.6%
5.5%
小鼓0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その洋燈は細長い竹の台の上に油壺あぶらつぼめ込むようにこしらえたもので、つづみの胴の恰形かっこうに似た平たい底が畳へ据わるように出来ていた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
温泉宿からつづみたきへ登って行く途中に、清冽せいれつな泉がき出ている。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
眼でも悪いのか、しょぼしょぼした目蓋をせわしなくふるわせながら、小鼓つづみの望月は二三歩先に立って道を拾う。
助五郎余罪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)