“ちくりつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
矗立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真向うに、矗立ちくりつした壁面と、相接するその階段へ、上から、黒く落ちて、鳥影のように映った。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
右手に険崖矗立ちくりつせる所を陥擠山かんせいざんと呼び、ナザレ人等が基督をおしおとさんとせし所と伝ふ。