“だいふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ダイフク
語句割合
大福81.8%
大福餅9.1%
大幅9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れよりも、徹夜てつや温習おさらひに、なによりか書入かきいれな夜半やはん茶漬ちやづけわすれられぬ、大福だいふくめいた餡餅あんもあぶつたなごりの、餅網もちあみが、わびしく破蓮やればすかたちたゝみんだ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
金を置くと、大福餅だいふくの粉をはたきながら、すぐ黙々と歩き出した。
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大福餅だいふく一つくれんか、そんなことより」
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
床には、探幽斎たんゆうさいの筆、水墨の大幅だいふくが掛けてあったが、紙燭のゆらぎに浮いて見えるのは、その絵ではなく、画幅を無残にして遺憾のない大きな文字で
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)