“だいにち”の漢字の書き方と例文
語句割合
大日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如来は、如実の道に乗じて、きたって正覚しょうがくを成す、とある通り仏の最上美称であって、阿弥陀あみだ釈迦しゃか薬師やくし大日だいにちなどをいうのであります。如来が一番むずかしいものとなっている。
タタライはおそらくタタラ師住地の義であろう。また上総夷隅いすみ郡東村大字山田の銕鋳坂かねえざかでは坂の上の草堂に銕像の大日だいにち一躯いっくを安置し、銕鋳坂は始めて大日の像を鋳たる地と伝えている(房総志料)。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『不動様、大日だいにち様、どうぞ泥棒したことの知れませぬように』
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)