“だいかんこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大喊呼50.0%
大鹹湖50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貝の音をもって、人馬の足なみを止め、まず中軍から、大喊呼だいかんこをあげた。それに和して、全軍もなみの如く武者声を張りあげた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神通は連山をまたいで慟哭どうこくし「黒い魔術」は帰依きえ者を抱いて大鹹湖だいかんこへ投身した。空は一度、すんでのことで地に接吻せっぷんしそうに近づき、それから、こんどはいっそう高く遠く、悠々ゆうゆうと満ち広がった。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)