“せんびやうしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
腺病質100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痰になつてからも父はやはり働いてゐた。僕の生れたのは父が痰になつてから後のことである。僕は小さい時は腺病質せんびやうしつでひよろひよろしてゐた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
ちらりと見た顔はほほの落ちた、腺病質せんびやうしつらしい細おもてである。僕はN君に話しかけた。
野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)