“すみごこち”の漢字の書き方と例文
語句割合
住心地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いえいえ、旅もようございましょうが、江戸の住心地すみごこちも捨てたものではございません。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
げに山の手は十一月十二月かけての折ほど忘れがたく住心地すみごこちよき時はなきぞかし。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ハムレット太子たいしの故郷、ヘルジンギヨオルから、スウェエデンの海岸まで、さっぱりした、住心地すみごこちさそうな田舎家いなかやが、帯のように続いていて、それが田畑の緑にうずもれて、夢を見るように
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)