“すせりひめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スセリヒメ
語句割合
須世理姫50.0%
須勢理毘売50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮の中はその間、慟哭どうこくの声に溢れてゐた。殊に幼い須世理姫すせりひめが、しつきりなく歎き悲しむ声には、宮の外を通るものさえ、涙を落さずにはゐられなかつた。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
須勢理毘売すせりひめと婚するに臨み、今も蛮民間に行わるるごとく、姫の父須佐之男命すさのおのみことが、種々と大黒主神を苦しめてその勇怯を試みる中に、鳴鏑かぶらやを大野の中に射てその矢をらしめ